不動産購入ガイド
住宅購入の資金計画・情報収集の方法、申込方法や税金の知識、知っておきたいポイントや注意事項など、必要な情報が満載!是非、ご活用ください。
インターネットなどで物件情報を収集する際や不動産会社に相談する時には、ご自身の希望する条件が明確なほど、スムーズに進みます。 また、自己資金や収入などからしっかりとした資金計画・返済計画を立てましょう。
情報収集
目的条件
現在のお住まいで改善したい点、住みかえ先の夢や希望、暮らし方などをご家族でじっくり話し合い、住みかえの目的や条件を整理しましょう。
住みかえ計画をたてる時のポイント
- 入学や転勤の時期を考慮した、引越し
- 住みかえの希望時期
- ライフスタイルに合わせ、必要な広さや間取り
- 学校やスーパー、病院等の生活施設や周辺住環境
- 通勤通学の利便性
- 購入予算、支払い可能額の計算
購入相談
不動産会社に、具体的に購入希望条件などを相談してみましょう。お客様それぞれのお住み替えのニーズに合わせた物件情報を提案してもらえます。
不動産会社の選び方
不動産購入は、物件を探すことだけではありません。自分にもっともあった物件を探すためにも、住み替えのご事情やライフスタイルなどを安心して相談できる不動産会社を見つけることが大切です。
信頼できる不動産会社を選ぶために、以下のようなポイントが参考になります。
宅地建物取引業免許の確認
不動産売買には、宅地建物取引業の免許が必要です。事務所には、免許番号や有効期限などを記載した「宅建業者票」の表示が義務づけられています。
免許には国土交通大臣免許と都道府県知事免許の2種があります。
沿革や業績の確認
不動産会社の免許は各都道府県の宅地建物取引業の担当局部で、名簿を閲覧することができます。
名簿には、代表者の経歴や事業の沿革、業界団体への加盟状況が記載されています。過去に業務停止処分などを受けた場合はその記録も記載されています。
資金計画
資金計画のポイント
不動産購入には物件の価格以外にも、仲介物件を購入する場合の仲介手数料や登記費用等の諸経費が掛かります。
また、引越し費用なども見込んでおく必要があります。物件価格と諸経費を合わせた総額について、資金計画を立てる必要があります。
- 用意できる自己資金を整理したり、年収や勤務先の状況により借入れ可能額を不動産会社や銀行等に確認しましょう。
- 返済計画をしっかりと立てます。月々の返済やボーナス時の返済を併用するのかどうかも考えて借入れ額を決めていきます。
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①ご契約時
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契約印紙代
売買契約書に貼付する印紙代です。
仲介手数料
不動産会社に支払う報酬です。
売買契約時に半金、残代金決済時に半金を支払うのが一般的です。
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②借入れをする場合
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契約印紙代
売ローン契約時に契約書に貼付する印紙代です。
ローンにかかる経費
ローンの実行時に、ローン事務手数料や、抵当権設定登記の登録免許税、ローン保証料が必要となります。
保険料
ローンの実行時に、借入れをする方は、団体信用生命保険への加入が必要です。
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③引渡し時
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仲介手数料
不動産会社に支払う報酬です。残代金決済時に半金を支払うのが一般的です。
登記費用
所有権移転登記・保存登記の登録免許税、司法書士報酬などがかかります。
固定資産税
不動産を所有すると毎年かかる税金です。
都市計画税
不動産を所有すると毎年かかる税金です。
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④引渡し後
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不動産取得税
不動産を取得後にかかる税金です。
その他
お引越し代など。
見落としがちな出費をチェック!
上記の諸経費に加え、見落としがちなのがカーテン購入費やエアコンの取り付け費、中古物件の場合のリフォーム代などがあります。